私がToeicテストで925点を取得した時にやったことをご紹介します。
当然ですが、Toeicテストを初めて受ける方と900点超えを目指す方とでは学習方法・・・戦略は全然違います。
そこでこの記事では、私が885点から925点にスコアップした時に取っていた戦略7つを解説します。
- 現在のスコアが800点台後半で、900点超えを目指している
- 努力しているが、あと一歩900点に届かない
- 最終的な目標が900点超えなので、今からその戦略を知っておきたい
ズバリ、答えは abceedを使い倒す
最初に答えをお伝えします。
Toeicテスト対策アプリabceed、このアプリを使い倒すことこそが900点超えへ最短で到達できる答えです!
以下にお伝えすることのほとんどは、abceedの有料プランでできることです。
abceedとは?
市販されている本を教材にして、スマホ等で学習ができるアプリです。
有料会員になると150冊以上のToeic対策本が使い放題になります。
詳しくはおすすめのToeic対策アプリ「abceed」の紹介とおすすめポイント3選を参照して下さい。
900点超えに向けてやったこと
① 単語対策
単語対策本として人気の「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」に出てくる単語を完璧に覚えます。
abceedアプリでは「日本語4つから回答を選ぶ4択クイス」ができますので、スキマ時間にクイズをやりまくって全単語に対して即座に回答できるようになることを目指しましょう!
完璧とはいかなくても回答に迷う単語が10個以内、できれば5個以内になるようにがんばりましょう。
さらにabceedでは「TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ」という本も利用できますので、余力があればこちらの本にも挑戦して下さい。
センテンス(文)を通して単語を学ぶ金フレの姉妹本「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」もおすすめですよ。
② Part 1
特にありません。
850点以上取れるレベルであれば頻出の単語やパターンは頭に入っているので、模試をやる時に問題にふれるぐらいで大丈夫かと思います。
ただし、しっかり頭に入っているかどうか自信がない人はその限りではありません。
例えば、帽子を手にして頭に乗せようとしている写真に対し「Wear」なのか?「Put」なのか?の違いがあやふやな人は、Part1でよくある引っ掛け問題を見直す必要があります。
③ Part 2
abceedで大量の問題をこなしましょう!
「TOEIC L&R TEST Part2 応答問題 出る600問」や「TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240」がおすすめです。
5分もあれば20問くらいできますので、スキマ時間の学習がやりやすいです。
④ Part 3 & 4
公式問題集を使ってシャドーイングとディクテーションを徹底的にやります。
付属のCD(またダウンロード)のPart3・4の音声を使います。
シャドーイングは、聞こえた音声をすぐに追いかけて自分の口から聞こえたままを発話します。
一方、ディクテーションは聞こえた音声をそのまま書き取ります。
どちらをやる場合でも、音声のスピードを変えたり、区間を指定してリピート再生してくれるアプリを使うことをおすすめします。
私は「audipo」というアプリを使っていました。
Audipo 〜倍速再生、耳コピ、リスニングに〜
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シャドーイングとディクテーション、どちらも初めからスラスラできるものではありません。
しかし、これらの学習方法を続けるとリンキングが楽に聞き取れるようになります。
(リンキングとは、発音しやすいように音を省略したり変化させたりすること・・・例 Take it easy → ティキリージー)
毎日、Part3と4の問題から1つを取り上げ、会話をシャドーイング(またはディクテーション)します。
最初はテキストを見ながらで構いません。
テキストを見ながら発話できるようになったら、アプリを使って速度を0.8倍に落とたり、区間を区切ってリピート再生させるなどして少しずつ仕上げていき、最終的には会話全文をノーマルスピードでテキストを見ずにシャドーイングできるように仕上げましょう!
初めのうちは1問を仕上げるのに30分、あるいはそれ以上の時間がかかるかも知れませんが効果は絶大ですので、ぜひ取り組んで下さい!
⑤ Part 5
abceedで人気の文法対策本「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の問題を解きまくりましょう!
アプリでは出題方法をランダムに設定できますので、別冊の文法問題1000本ノック! をやるのと同様に「品詞問題」や「関係詞問題」など、タイプの違う問題がバランス良く混ざった状態で問題を解くことができます。
ただし「でる1000」の場合、問題によっては回答の解説文があっさりしていて「何でそれが正解になるの?」と理解が不足する場合があります。
900点超えを狙うのであれば単に問題の解き方を覚えるだけでなく、なぜそれが正解なのか?の根拠をしっかり押さえることが重要です。
そこで、スタディサプリでおなじみの人気カリスマ講師、関正生先生の「世界一わかりやすいTOEICテストの英文法」を一読することをおすすめします。
スタサプ内の講義と同様のわかりやすさに加え、イラストがふんだんに使われています。
一度この本を通してToeicで出題される文法について、しっかりとおさらいをしてから「でる1000」に取り組むと、間違えた問題も「なぜ間違えたのか?」がわかり理解が深まります。
また「でる1000」はタフな問題も多くあるので、テストまで時間に余裕があるのであれば「でる1000」と並行して「TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル 」にも取り組んでみて下さい。
この本の方が問題レベルがややマイルドなので、こちらで自信をつけてから「でる1000」に挑戦という流れも良いと思います。
⑥ Part 6 & 7
「TOEIC L&R TEST 究極のゼミ Part5&6」や「TOEIC L&R TEST 究極のゼミ Part7」などの本を通して、問題を解きましょう。
その際、大事なのは時間を意識して解くということです。
目標タイム内に必ず答える練習をする
初めは、文章を全部読みきれないかも知れません。
しかし、それでも時間内に必ず回答して下さい。
その練習を繰り返していくと、どの位のスピードで読まないといけないのか?がわかるし、答えを探し出すスキルが向上します。
abceedを使って問題を解く場合は、アプリが目標タイムの残り時間を画面下に表示してくれますので、常に時間を意識しながら文章を読み進めていくことができます。
既知の文章を読んで読むスピードを上げる
以前取り組んだ問題の文章を繰り返し読んで下さい。
この場合も読み終わるまでの時間を測って下さい。
(読んでいる途中は経過時間を気にしなくて良いです)
読み終えるまでにかかった時間が、問題を解く目標タイムより遅いようであれば読むスピードを上げる必要があります。
何度も取り組んでいる問題で構いませんので、たくさん読んでスピードアップを図りましょう。
過去に解いた問題の方が馴染みがありますのでハードルが低いです。
⑦ 模試
「TOEIC L&R TEST 精選模試」がおすすめです。
シリーズ化されていて3冊あります。
abceedでは全シリーズ1~3を利用できますので、週1~2回のペースで模試に取り組んでいきましょう。
1冊に5回分の問題がありますので、シリーズ1~3を通してやると合計15回の模試に取り組んだことになりますので十分なボリュームです。
900点超えを狙うのであれば、リーディング問題を全問回答する意識を持ちましょう。
全問回答するための戦略も考える必要があります。
例えば、Part7は問題順に解いていく人が多いと思います。
しかし、シングルパッセージでも最後の方は長文で難しい問題があります。
そこに時間をかけ過ぎてしまうと、最後の10問を塗り絵する羽目になってしまうかも知れません。
それよりは先にトリプルパッセージを解いておき、最後にシングルの長文問題に取り組んだ方が、結果全問回答できる可能性が高いです。
どのやり方が良いのかは人それぞれですので、模試を通して自分であれこれ試行錯誤しながら最適なものを見つけて下さい。
ちなみに私は、シングルの難しめの長文問題は最後に解いていました。
ラスト1分で解き終わる感じだったので余裕はありませんでしたが、全問回答できた場合と1問であったとしても塗り絵をしてしまった場合とではやりきった感が全然違いますので、ぜひ全問回答を目指して下さい。
まとめ
900点超えに向けてやっとこと7つを解説しました。
ぜひ、取り入れたいものがあれば参考にして下さい。
abceedは、初めてToeicテストを受ける初心者の方から満点を目指す方まで全レベルの方におすすめできるアプリです。
中でも、900点超えを目指す方には大量の問題を解くことが有効なので、たくさんの本が利用できるabceedは絶対におすすめです!
無料お試しもできますので、まだ使ったことがないという方は、ぜひ1度アプリにふれてみて下さい。